みんなの合格記 (DEA-C01)

合格者の体験記について、試験対策の情報として是非ご活用ください。


◆登録情報
【ユーザ名】 : mazuka
【会員プラン】: ベーシック
【実務経験】 : あり
【取得済み資格】: CLF, SAA, SOA, DVA, SAP, DOP, SCS, DAS, DBS, MLS, ANS
◆受験情報
【受験科目】 : 【DEA-C01】AWS Certified Data Engineer - Associate
【受験言語】 : 日本語
【受験日】  : 2024/10/25
【スコア】  : 886 点
【合否】   : 合格
【学習期間】 : 3 週間
【受験回数】 : 1 回目
【受験目的】 : 自己啓発・技術の証明
【テキスト】 : Cloud License, Udemy
【AWS公式模擬試験】: いいえ
◆セッション毎の正解率
【分野 1】:データの取り込みと変換 34%
→ コンピテンシーを満たしている

【分野 2】: データストア管理 26%
→ コンピテンシーを満たしている

【分野 3】: データ運用とサポート 22%
→ コンピテンシーを満たしている

【分野 4】: データセキュリティとガバナンス 18%
→ コンピテンシーを満たしている

◆試験の感想
Professional や Speciality レベルの試験に比べると問題文や選択肢が短く、じっくり考えるような問題は少なかったため、試験時間 40 分ほどで終えることができました。

以前存在していた「AWS 認定データ分析 - 専門知識」試験の簡易版という印象です。「専門知識」の方は各サービスの詳細な設定や仕様について問われましたが、「AWS 認定データエンジニア」では「どのサービスを使用するか」というところまでしか問われません。他の方も書いている通り、こちらの Cloud License で学習した類似問題が多く出題されました。こちらで扱っていないような見知らぬ AWS サービスが出てくることは無く、問題内容として全く見たことが無いようなものは 1 問程度でした。
◆受験者へのアドバイス
こちらの Cloud License と、Udemy の「【日本語版】 AWS Certified Data Engineer - Associate (DEA-C01) 模擬試験」というコースで学習しましたが、Udemy の方は Cloud License とほぼ同じような問題のうえ、選択肢が重複していたり解答説明に誤りがあったりしたため、結果的には Cloud License のみで十分でした。

当試験でターゲットとなる主要な AWS サービスは以下のものです。

・Amazon Kinesis シリーズ (Kinesis Data Streams、Kinesis Data Firehose、Amazon Managed Service for Apache Flink ← Kinesis Data Analytics からサービス名が変わっている点に注意)
・AWS Glue
・Amazon Athena
・Amazon QuickSight
・AWS Lake Formation
・Amazon Redshift
・Amazon EMR

この中でも特に Glue 関連の出題が多めなため、Glue クローラー、Glue Data Catalog、Glue DataBrew、Glue ワークフロー等、Glue を取り巻く各種の機能を集中して学習すると良いと思います。

出題の傾向としては、「コスト効率が良い方法は ?」「運用負荷を抑えながら実現する方法は ?」といったキーワードで、AWS によるマネージドサービスや、マネージドサービスの中でもサーバー自体が不要なサービスを解答させる問題が多いです。(これは他の AWS 試験でも同様ですが)
例)
・データストレージとしては HDFS よりも S3 の方がコスト効率が良い。
・単純な ETL 処理であれば EMR よりも Glue の使用が推奨される。
・PII 検出を行うには自前のスクリプトを書くのではなく Glue の Detect PII 機能を利用する。

また、ストリーミングデータを「リアルタイム」で分析したいような場面では、S3 に保存したり Athena で検索するのはロスが大きいため、「Amazon Managed Service for Apache Flink」 (旧 Kinesis Data Analytics) を用いたり、Redshift のストリーミングデータ取り込みを用いてマテリアライズドビューにデータをストアする方法がベストプラクティスです。(私は今回の学習で、Kinesis Data Streams から Redshift に直接連携できることを初めて知りました。)

その他、S3 や RDS、DynamoDB といった異なる種類のデータストアに対して一元的にクエリを実行したい、というユースケースにおいては Athena の「フェデレーティッドクエリ (横串検索)」機能が利用可能です。データをコピーして一箇所に集めるような対応はバッドプラクティスです。

いずれにせよ、こちらの Cloud License の問題がすべて理解できていれば、余裕で合格可能です。

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