みんなの合格記(SAP-C01)
合格者の体験記について、試験対策の情報として是非ご活用ください。
◆登録情報
【ユーザ名】 : gon3
【会員プラン】: プロフェッショナル
◆受験情報
【受験科目】 : 【SAP-C01】ソリューションアーキテクト – プロフェッショナル
【受験言語】 : 日本語
【受験日】 : 2022/09/10
【スコア】 : 812 点
【合否】 : 合格
【学習期間】 : 2 か月
【受験回数】 : 1 回目
【受験目的】 : 自己啓発・技術の証明
【テキスト】 : TechStock, AWS認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル 試験特性から導き出した演習問題と詳細解説, AWS認定資格試験テキスト&問題集 AWS認定ソリューションアーキテクト - プロフェッショナル
【AWS公式模擬試験】: はい
◆セッション毎の正解率
【分野 1】: 組織の複雑さに対応する設計(12.5 %)
→ 十分な知識を有する
【分野 2】: 新しいソリューションの設計(31 %)
→ 十分な知識を有する
【分野 3】: 移行の計画(15 %)
→ 十分な知識を有する
【分野 4】: コスト管理(12.5 %)
→ 十分な知識を有する
【分野 5】: 既存のソリューションの継続的な改善(29 %)
→ 十分な知識を有する
◆試験の感想
合格に必要な勉強時間は 100 時間前後だと思います。
非常に難易度が高い試験だと聞いていたため、受験前と試験中は大きな不安に襲われました。そのときにこころの拠り所になるのは、今まで必死にやってきた勉強時間です。おおよそ 100 時間前後が安定的に合格できる目安だと思います。50 時間前後でも合格できる人はいると思いますが、自頭の良さや効率の良さが必要になると思います。私は 100 時間以上勉強しました。100 時間を投下すれば、合格に大きく近づくと思います。
当日の試験では、2 時間程度で計 75 問を解き終わり、30 分使って「後からチェック」フラグを付けた問題のチェックをしました。チェック後に変更した問題は3問程度でしたが、問題を見直すと、「確定はできないが、どう考えてもこれが正解の可能性が一番高い。」という落としどころを付けられました。これなくしては、不安で完了ボタンが押せませんでした。それぐらい、知識ベースで思考無しで回答できる問題はほとんどありませんでした。
ほとんどの問題が一度も見た事が無いものばかりでした。ただ、理屈を追っていくと、2 択まで絞る事が出来ました。2 択のうちどちらが正解なのか、迷うものが多かったため、合計すると 5 割弱に「後からチェック」フラグを付けることになりましたが、結果的にはこの方法が、最後に点数を数十点引き上げるのに効果的だったと思います。
◆受験者へのアドバイス
この試験に合格するコツは 3 つだと思います。
1.勉強時間 100 時間を投下すること
2.AWS 認定ソリューションアーキテクト-プロフェッショナル ~試験特性から導き出した演習問題と詳細解説を 2 回繰り返すこと
3.TechStock を 5 回繰り返すこと
1.はすでに記載した通りです。
2.はいまのところ最も優れた書籍です。問題に対してどう向き合えば解けるのか、パターンごとに解説されています。ただし問題の難易度自体は本番試験より少し簡単なので、この書籍だけでの合格は難しいと思います。ただ、間違いなく最初に取り組む教材として、これがベストです。
3.は問題難易度は本番レベルと同等です。ほとんどの方が #30 から 3 回繰り返すと記載していますが、私の場合には効率が悪いのか、3 回では正答率が 50% 止まりだったため、結果的には 5 回繰り返しました。5 回繰り返すと、問題に対するアプローチに質的変化が生じ、問題を構造的にイメージできるようになります。この試験の特徴をおおまかに言うと、「問題文からAWSの構造・構成をイメージしながら要件を漏らさず拾うこと。そして、回答の選択肢との緻密な照合作業を行う試験」だと思います。問題に対するアプローチが固まったのが、試験受験の数日前に5回繰り返した時でした。それまでは、勘で解いている感覚に近かったです。
正しい勉強方法と、正しい勉強時間を投下すれば合格は近づきます。
ただし、本試験は知識ベースで即答できる問題は少ないため、試験中の深い思考が必要です。体調を整え、当日の直前には問題をあまり解き過ぎず、頭を少し休めてポイントだけ再確認するにとどめるのが良いと思います。