合格記 (SCS-C02)

合格者の体験記について、試験対策の情報として是非ご活用ください。


◆登録情報
【ユーザ名】 : mogmog
【会員プラン】: プロフェッショナル
【実務経験】 : あり
【取得済み資格】: SOA, SAP
◆受験情報
【受験科目】 : 【SCS-C02】AWS Certified Security - Specialty
【受験言語】 : 日本語
【受験日】  : 2025/10/21
【スコア】  : 817 点
【合否】   : 合格
【学習期間】 : 2 か月
【受験回数】 : 1 回目
【受験目的】 : 転職のため
【テキスト】 : Cloud License, Skill Builder
【AWS公式模擬試験】: はい
◆セッション毎の正解率
【分野 1】: 脅威検出とインシデント対応 14%
→ 改善が必要

【分野 2】: セキュリティロギングとモニタリング 18%
→ コンピテンシーを満たしている

【分野 3】: インフラストラクチャのセキュリティ 20%
→ コンピテンシーを満たしている

【分野 4】: Identity and Access Management 16%
→ コンピテンシーを満たしている

【分野 5】: データ保護 18%
→ コンピテンシーを満たしている

【分野 6】: 管理とセキュリティガバナンス 14%
→ コンピテンシーを満たしている
◆試験の感想
■出題傾向
自分が受験した回では、フェデレーションや認証まわりの問題が多かった印象です。
Cloud License の問題とほぼ同じ、または似ている問題は全体の 2 〜 3 割程度でした。
SCP や権限管理、ネットワーク遮断などの内容が多いと予想していましたが、実際は異なる傾向でした。

■難易度
Cloud License の問題よりも少し難しい印象を受けました。
より具体的な権限設定や操作内容を問われる問題が多く、翻訳の影響で分かりづらい表現もあったように感じます。

■試験会場の様子
テストセンターで受験しました。
イヤーマフが用意されており、気になる方は使用できます。
ただし、室外の受付からキーボード操作の音が聞こえる程度の防音性能なので、過度な期待はしないほうがよいと思います。

■全体の感想
想像よりも難しい印象を受けました。
ただ、ある程度実務経験があれば十分カバーできる内容ですし、実務経験がなくても ThinkFlow などを活用して知識を定着させていれば、推測で対応できる範囲だと思います。
◆受験者へのアドバイス
■勉強方法
①AWS Skill Builder
【Exam Prep Plan: AWS Certified Security - Specialty (SCS-C02 - 日本語)】
…AWS Cloud Quest、AWS Security Best Practices: Overview以外の講座を一通り受講
大部分が日本語字幕アリの英語話者の動画でサービス概要説明と練習問題
②Cloud License
【練習問題】
…とりあえず1周
その後間違えた問題のみに絞って1周
③Cloud License
【認定本試験モード】
…8回くらい
解いている間に気になった問題、間違った問題をそれぞれ復習
②の問題から毎回ランダムに65問選出されるので復習がてら繰り返し
④AWS Skill Builder
【Official Practice Exam: AWS Certified Security - Specialty (SCS-C02 - 日本語)】
…2回
間違った問題を復習
固定の65問

①④のSkill Builderはあまり試験に役立たなかったように思います。
④の模擬試験の方は理解度確認にはいいですが基本②③のCloud Licenseの問題を繰り返す方が効果的だったと思いました。


■学習履歴の使い方
積極的にお気に入り登録し復習しました。
お気に入り登録時に1-3のいずれかあるいは複数の番号に振り分けることができます。
上記登録した学習履歴からお気に入りをフィルタして復習することが可能です。
その際、1-3いずれかあるいは複数の値を割り振ったお気に入りを表示するか否かを選択してフィルタできるのでお気に入り3に割り振った認定本試験モードで間違えた問題のみを表示して復習したりできます。
(上記指定は「会員メニュー-設定および確認-お気に入り設定」からできます。)


■ThinkFlow(GPT機能などの活用方法や効果、おすすめプロンプト)
解説が正答以外は要件を満たさないと簡略化されているもの等の確認に役立ちました。
どの機能が不足しているのか、自分はこの機能がないからだと思うが誤っているかといった風に疑問を投げかけます。
何故間違っているのですか?といった大雑把な質問よりこの機能は○○を実現できるか等ある程度絞った質問をするとより効果的だと思います。
問題文に登場する単語の確認にも活用できるのでかなり役立ちました。


■受験テクニック
認定本試験モードを繰り返すうちに解くスピードが上がってくると思います。
本番も認定本試験モードと同様に問題にフラグをたててあとから見直せるようになっています。
わからないところは適当に埋めてまずは1周し、最後見直すことで時間切れは避けられると思います。


■今後受ける人へのメッセージ
試験合格を考えるのであれば練習問題を1周したら、あるいは、はじめから認定本試験モードを繰り返すのが効率がいいと思います。

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